福島光加ブログ

Thursday, August 31, 2006

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宣伝をちょっとーーーー

9月 16日から  月に1回 土曜日あさに 新教室を開きます。
場所は東西線 神楽坂駅のうら セッションハウスです。
きれいどころに 会えるかも。

国際交流基金の派遣でカナダ 3箇所での デモンストレーションのことを 10月1日発売の雑誌 遠近’(おちこち)に 書いています。
一般の本屋さんに出るというので ごらんください。  

Sunday, August 27, 2006

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フィレンツエの じいさまの続き

同じ言葉を発しても 何も感じさせない人 下品に聞こえる人 ユーモアに聞こえてしまう人。
フィレンツエの ブテイックのマロートラ氏はジェントルマンということばがぴったりくる人でした。 彼が 金色の象をあしらったドアのノブを押すと同時になる チャイムとともに入ってくると お針子さんの3人のシンヨーラたちが奥の部屋から顔を出し 明るい声で ボンジョルノ シ二ヨール マロートラと言う光景を 何度も見ました。先に到着した 夫人が帽子をあずかったり コートを 脱ぐのを手伝ったりしているのを 私も見ていると ウインドウの外にフィレンツエの 仕事に向かうの人たちが足早に通っていきます。じいさまは私を見つけると チャオコーカ コカコーラ(なぜかこうよばれてました) コーヒーのみにまいろうと とおりの向側のなじみのカフエに誘うのでした。
 だるまをお土産にしたことがあります。 目を入れて もう片方は願いがかなったら入れるとと説明しました。そのほか商売繁盛 家内安全 交通安全 子孫繁栄 などーーーーという私をさえぎり コーカそれは遅すぎる。などと言う茶目っ気もありました。試着室で ドレスを試していたら じいさまがなにかの拍子でドアを開け 大慌て。失礼! ごめんなさい。出てきた私に 本当にごめんなさい。入っておられたのを知らなかった、と いうところをみると本当だろうを思わせる私に でも おかげであなたの美しいおみ足を 拝見する幸運にも恵まれた。^^といわれても つい笑ってしまう この人柄は なにからくるのでしょうか・ いわれた言葉に むかついて という (その言葉さえも嫌いですが)そんなことでおこる事件が多いこのごろ フィレンツエの御前とも言うべきじいさまをなつかしく思い出します。      

Tuesday, August 22, 2006

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訂正です。
谷崎の いんえいらいさんは

陰えい礼讃  でした。 えい という字はこのコンピューターには ありませんでした。 

失礼しました。  

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5月の連休に アートフロントの 北川フラムさんから 7月末から 新潟妻有のトリエンナーレがあり それに出品をということで フットワークの軽い私は 二日後 現地にとびました。驚きました。谷と思ったのは土の崩落で まだ残る地震の爪あと。14軒の集落は もう4軒しか人が住んでない。でも豪雪地帯の5月は 山菜の季節、桜と残雪という光景をはじめてみました。
 
上越の地震で 破壊された古民家を再生し 地域に活気をというこのプロジェクトの 詳しいことは 関係のホームページをみてください。(私の作品は 陶芸家の中村さんの作品にコラボレーションしているものが 先日NHKの 日曜美術館に 最後に写真として映っていました。)
80年余り時を経たこの家に 陶芸家8人が作品を そして私が花を生けるということでした。 筑波大の安藤教授によって 元の雰囲気を壊さず 見事に再生された古民家は その光と影が織り成す独特の空間に 何かが棲んでいるーーそんな気配がありました。 私が作品全体のタイトルを (花の気配)としたのもそんなことからです。
いつも こんな空間にひかれてしまうのです、 
くまなくてらしだされる空間より 思わず、何があるんだろうーー もしかしたらーなにかがあるのではとのぞいてしまう。。そんな 怖いもの見たさのような感覚も入り混じり 昔読んだ 谷崎潤一郎の (陰影礼賛)を 久しぶりに思い出しました。

  

Wednesday, August 16, 2006

福島光加ブログ: 福島光加ブログ: 驚きももの記ーー花とチタン

福島光加ブログ: 福島光加ブログ: 驚きももの記ーー花とチタン

今日から フィレンツエのじいさまーーと呼んでいた マロートラさんの話をします。
 
Firenzeの フエラガモの角から、有名なブランドの店が続くとおりを抜けたころ。そこから少し狭まった道 小さなツバメどおりという名前の通りになります。
じいさまのお店は ここにありました。 この町の玄関ともいうべきsanta maria della novella駅にはもうすぐのところです。 ある日 ふと入った店 流行の洋服ではないけれど 生地のいい 何年も着られるだろうなというドレスや帽子が並んでいました。 習っていたイタリア語を使いたかったこともあり  背の高いブロンドのシ二ヨーラと服を見ながらファッションの話をしていると 見るからにきちんとした仕立てのスーツとシャツに 趣味のいいタイをしめた男性が ドアを押して入ってきました。それがこの店の主人 マロートラ氏との出会いでした。

私の口から出たのは (失礼ですが インドのご出身ですか?)ということばでした.
 

Thursday, August 10, 2006

福島光加ブログ: 驚きももの記ーー花とチタン

福島光加ブログ: 驚きももの記ーー花とチタン
はじめから 骨折の話をしてしまいましたが。驚きももの記でしたね。
私は仕事では40数カ国 プライベートを含めると 何カ国になるかわかりません。旅をしてきました。なんといっても旅は 驚くこと 感動すること 日々新たな発見です。 出かける前はちょっとおっくうになり あそこに連絡しなくては いるうちに片付けなくてはーーとか 果ては面白そうな仕事など入ってきてあーあ いくのではなかったなどと思うことありませんか?
でもそんなことを帰ってくると忘れていますよね。今日お話したいのは ウイーン郊外の 母屋はべートーヴエンが泊まったという 由緒あるホテルの話。

ある夏 友人とこのホテルに泊まりました。 緑の中にあり 地下にはサウナやジムや エステもあり どこかのんびりとした雰囲気 そしてとても清潔でした。
廊下を歩くと 木で作った1メートルくらいの板の元に小さなサラダボールのようなのものがあり 隣には ドッグフードのようなものを入れた容器があり 見ると金のプレートに dog barと書いてあるではないですか。 ああ犬も泊まれるのね、と思いました。そういえば老婦人が 白いスピッツのような犬を連れて泊まっていましたっけ。次の日お茶を飲んでいる彼女に思いきって声をかけました。 近所に住んでいるのだけど (夏は息子たちが心配するからここに泊まっているの。)そういって 傍らの愛犬の頭をなでました。次の日愛犬を連れた彼女と会ったときどちらからともなくあいさつをしました。(今日はね これから街に行くの。頼んでいた 新しいお帽子ができたんですって。)そう言ったときの 童女のようなうな微笑み。目の輝き。帽子はどうだったでしょうか。 いまとなっては 名前さえも わかりません。でもあの一瞬は 心の中のレンズにしっかりと焼きついて 旅の思い出の懐かしい一ページを飾っています。  

Tuesday, August 08, 2006

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救急車で入院 手術 もちろんこれは生まれて初めて。チタンのボルト2本 ひょっとしたらプレートも かかとの骨に入れなければーーといわれ 歩けるようになるかしらと涙した日もありました。
 なに ちょっと待て。入れるのはチタンだって?? (全身麻酔でします)といわれ (足先なのにーーー 部分麻酔では?)と聞いてみましたらOK, (怖くない?みんな聞こえてしまうわよ)と周りにはいわれました。
でもね、 これは ライブで体験できるわけですよ。 デモンストレーションが花のライブ ジャズだって ライブがある。自分のアクシデント、だったら なにか 常日頃とは違うものを体験しなくては。
結局手術は 半身の麻酔。 手術中、耳をすませていました。 さらさらさらといったのは 骨にボルトを入れている音。 (終わりましたよ、大丈夫)の声に安堵と感謝をしつつ アシスタントの先生に (あのうーーボルト みせていただけませんか?)と 手術室で25ミリくらいのものをみせてもらいました。これか。。。。。意外と小さく きれいなメタル色でした。 チタンも デザインしている私としては なんだかこれでますます筋金入りになった気がします。外と そして 内側からと。 
退院後 歩けるようになり カナダに仕事に行きました。

Sunday, August 06, 2006

驚きももの記ーー花とチタン

福島光加 と申します。
草月流のいけばなを教えています。 デモンストレーションやインスタレーションもしています。チタンのデザインもしています。
サブタイトルに  (驚きももの記)としたのには 理由があります。花を生けるのには 毎回ちょっとした驚きがなくてはなりません・ 大げさなものでなくて 栗が もういけられる季節になったのかーーとか 今年の吾亦紅(われもこう)は 大きい とかです。外国の人は 何年もいけばなをしているというととてもおどろきますが 毎年こんな小さな驚きが 重なっていくと ついつい花を生けてしまうのですね。

ま、人生にも驚きがたくさんあります。
なんていっても今年一番の 私の驚きは 1月1日に 足を骨折したことでした。
食べることが好きなので 内臓がおかしくなるというのは 考えられます。 動き回るので 交通事故の可能性もあるでしょう。でもスキーをやめてから何年になるでしょうか。自分で転んで 骨折というのは私の辞書にはなかったのです。この続きは次回に。