福島光加ブログ

Thursday, August 10, 2006

福島光加ブログ: 驚きももの記ーー花とチタン

福島光加ブログ: 驚きももの記ーー花とチタン
はじめから 骨折の話をしてしまいましたが。驚きももの記でしたね。
私は仕事では40数カ国 プライベートを含めると 何カ国になるかわかりません。旅をしてきました。なんといっても旅は 驚くこと 感動すること 日々新たな発見です。 出かける前はちょっとおっくうになり あそこに連絡しなくては いるうちに片付けなくてはーーとか 果ては面白そうな仕事など入ってきてあーあ いくのではなかったなどと思うことありませんか?
でもそんなことを帰ってくると忘れていますよね。今日お話したいのは ウイーン郊外の 母屋はべートーヴエンが泊まったという 由緒あるホテルの話。

ある夏 友人とこのホテルに泊まりました。 緑の中にあり 地下にはサウナやジムや エステもあり どこかのんびりとした雰囲気 そしてとても清潔でした。
廊下を歩くと 木で作った1メートルくらいの板の元に小さなサラダボールのようなのものがあり 隣には ドッグフードのようなものを入れた容器があり 見ると金のプレートに dog barと書いてあるではないですか。 ああ犬も泊まれるのね、と思いました。そういえば老婦人が 白いスピッツのような犬を連れて泊まっていましたっけ。次の日お茶を飲んでいる彼女に思いきって声をかけました。 近所に住んでいるのだけど (夏は息子たちが心配するからここに泊まっているの。)そういって 傍らの愛犬の頭をなでました。次の日愛犬を連れた彼女と会ったときどちらからともなくあいさつをしました。(今日はね これから街に行くの。頼んでいた 新しいお帽子ができたんですって。)そう言ったときの 童女のようなうな微笑み。目の輝き。帽子はどうだったでしょうか。 いまとなっては 名前さえも わかりません。でもあの一瞬は 心の中のレンズにしっかりと焼きついて 旅の思い出の懐かしい一ページを飾っています。  

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